信州匠の時計修理士受講者の声


講習会に3年間通わせていただき、多くの方々と知り合うことが出来た。そういった方々の後押しもあり、特級取得後、時計修理士として独立することが出来ました。



部品の欠点などを見つけて修正が出来るようになり、部品を交換しなくても修理ができるようになったのが、何よりも強みです。
何か(地域の新聞や会社紹介など)で取材していただいて、店の信用度が上がった。
一緒に受講していた方達が仲間になるのも、仕事をしていく上で心強いです。



講習会に参加して、技術の向上だけでなく多くの人に出会えた事は良かったと思います。



高い技術と豊富な修理経験をお持ちの講師の先生方から基礎を学ばせていただき、実践で使える知識や技術もプラスアルファで沢山教えていただきました。
講習会で教えていただいた事は、毎日の修理業務においてとても役立っております。講習会で学ばせていただき本当に良かったです。



修理に対しての自身やお客様に対しての強いPRになります。
また、いろんな方との横のつながりが出来た事が嬉しく思います。



匠の特級の証書を店舗に出させていただいています。特級ということもあり大変信頼をいただいています。修理に関しては、お客様への信用となります。
今後は、匠の資格をもう少し世に知っていただけるよう、発信をどうぞよろしくお願いします。



自営業の時計店2代目です。匠のホームページに2級は『時計修理職人としての生業可能な知識と技能〜』と書かれています。初めてそれを見た時は、自分には無理だろうと思っていました。
数年後、長野県の組合の理事長と出会い「勉強しませんか?」と言われ、当時、A級の講習会に参加しました。教わる事は普段やった事がないことばかり、なんとか半年間通いました。
翌年、2級の講習コースを受講しました。前年に少しはやったとは言え、周りの人について行くのがやっとな感じで、模擬試験を受けました。先生から、「そこそこ出来てるよ!良いよ!」と言われとても嬉しかったのを覚えています。本番の試験でも上手くいき合格出来ました。その2ヶ月後に国家検定の1級も受験し合格しました。難度で言えば匠の2級の方が難しいです。
翌年も、1級の講習コースを受講、更に難しくなります。この年は不合格でしたが、翌年に再受講しまして合格する事が出来ました。
受講する前は父親から教わったり、自己流でしたがここで習った数多くの技術は自分にとってはかけがえのない物になっています。
先生は『現代の名工』近くでその技術を見る事も出来たし、セイコー、シチズンの時計工場の技術者達も参加しています。
先生を始め一緒に学んだ仲間との交流は、とても良い集まりとなっています。普段の仕事でも時計修理の件数は増えてきています。より深く時計の修理診断も出来るようになったと思います。今までは出来なかった修理が出来るようになったり、何よりお客様への時計の説明を詳しく出来るようになって納得して喜んで頂けるのが嬉しいです。
また、次世代に時計修理技術の継承をしていくという意味でも、受けて良かったと思っています。



匠の合格証書を店頭に飾っておりますと、必ず目に留まったお客様は質問されます。ご説明を差し上げると、驚かれて「またお願いします」と有難いお言葉をいただきます。
誇りとして技術の裏付けをいただいている感じです。それと同時に気が引締まる思いです。何よりも自分自身に自身が付きました。
また認定証をお客様の眼につく所に掛けておくことで、匠のすばらしさと技術の大切さを話すきっかけとなり、良い宣伝になっています。